定時に帰るための3冊

日本全国いや世界中、津々浦々で日本人サラリーマン諸君が苦しんでいるもの、それは残業である。おもな原因は3つあると思う。

 

1.仕事量が多く、捌ききれない

2.作業スピードが遅い

3.そもそも早く帰りたいと思えない

 

本当は4.として職場環境や人間環境があるのだけれど(そして大多数の残業マンはこれが最大の原因だと言う)、そんなことは知らん。何とかしてくれ。

  

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 

 

・あらゆるものを「整理」、リラックスして仕事がこなせる、最速最強の「仕組み」を作る方法――それがGTD

・頭の中の「気になること」を"すべて"頭の外に追い出そう。

・それらすべての「気になること」について、求めるべき結果と次にとるべき行動を決めよう。
・そうして決めた、とるべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直そう。 

 

GTD(Get Things Doneの略)は、「はじめての」とあるがこれが最初で最後になるだろう。こんな環境にできたらいいなあと感じ入ること請け合いである。著者はやるなら一気に全部やれ!とけしかけてくるが、私は残念ながら出来ていない。でも、コンセプトだけでも十分に日常に役立つ。最も深く感銘を受け、完全に習慣化できているのは、「(メールなど)何か新しい依頼やToDoが発生したとき、2分以内に出来そうなら今すぐやる」。2分以上かかるものは色々と分類するのだが、正直そっちはそんなに気にしなくていいと思っている。

 

イライラ解消!  エクセル2010/2007即効ワザ―仕事が早く終わる完ぺき修得本 (日経ビジネス人文庫)

イライラ解消! エクセル2010/2007即効ワザ―仕事が早く終わる完ぺき修得本 (日経ビジネス人文庫)

 

 

・便利な操作を知らないと、時間ばかりかかってしまうのがエクセル

 

エクセルの達人になる必要はないが、とりあえずこの1冊は読んでおいて損はない。ザッと読んで「あ、これできたら楽だわ」という発見が必ずあるはず。私はエクセルを使う職場になって最初に手に取ったため、かなり多くの発見があった。すでに何冊もエクセル本を読んでいる人には物足りないかもしれないが、そういう人で定時に帰れていない人は他に原因がある。

エクセルを使わない職場の人は無視してくれ。

 

子どもへのまなざし

子どもへのまなざし

 

 

・乳幼児期は人間の基礎を育てる大切な時期

・十分な受容や承認を受けた子どもは、安心して社会に出ることができる

・子どもにとって、最大のサポーターであり、理解者であるのが親なのだ

 

「三つ子の魂百まで」を優しい園長先生が父兄に語りかけてくれるような本。生まれてから3年までに人格の基礎が出来上がる。その基礎の形成に最も関与するのが親である。そう言われて、せめてその3年だけは早く仕事を切り上げようと思わない親がいるだろうか。一緒に食卓を囲み、風呂に入れ、絵本を読みきかせ、おやすみを言おう。どうしても仕事したいならその後やればいい。今が大切な時期?子供の一生を決める3年間とどっちが大切なの?

子供がいない人は無視してくれ、と言いたいところだけど、もし特別な事情がなく、今後子孫を残す可能性がある人なら、読んでおいてもいいかもしれない。

ちなみに、著者のことをずーっとマザーテレサのようなおばあちゃん園長先生を想像していたら、おじいちゃんでした。